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授かった宝物①

 午後6時。”お疲れさま”事務処理センターの仕事が終了する。俺は執務室前でオペレーター達を見送った。俺稲田成仁36歳。このセンターのフロアマネージャーをしている。オペレーターの中にちょっと気になるおっさんがいるんだ。岩渕慧(さとし)さん。髭坊主の58歳で体躯はかなりガッシリしている。熟したオス。温厚な顔。近くに寄ると男臭い薫りが漂ってくる。年齢を感じさせない張りのある肌。堪らない。こんな俺、バリバリのゲイ。ラウンドの髭を生やしている。身長は160㌢と短躯。坊主頭の俺。社内ではおにぎり君って言われている。俺は親父を知らない。物心が付いた頃はもう親父は居なかった。だからかも知れんが親父位の男に目がいってしまう。俺は3半年前結婚した。相手は飲み屋で知り合った女。名前は杏奈。仕事で落ち込んで小洒落たBARで飲んでる時知り合った。サバサバした性格だし女を感じない。俺の心は綻んだ。自然と付き合い始める。杏奈との共通点は多い。物事の考え方、色々な嗜好。父親を知らないことも同じだ。同じ価値観を持つ俺と杏奈。映画、ショッピングデートを重ねた。杏奈と合ってると心が和む。楽しい時間を過ごせた。本音で語り合える。ひとつのことを除いてだけど……
「ねぇ成仁ってゲイでしょ」
「何だよ。唐突に……」
「私の目見て、ほら」
汚れの無い綺麗な目をしている。俺は吸い込まれそうになった。最高の友達、杏奈。こいつにならカミングアウトしてもいいと思えた。
「そ、そうだよ。俺はゲイだ」
「やっぱりね。父親位の人良いんでしょ」
「あぁそうだ。その通りだ」
「見てると判った。ねぇ結婚しない?私あなたの子供産みたい」
突然の杏奈からのプロポーズ。ゲイの俺に何で……
「でもその方が好都合なの。私性嫌悪障害だし、恋愛拒否症だからね。カウンセリングも受けた。治療もあるらしいけど受けなかった。必要性感じなかったからね」
杏奈と視線が交差する。眩いばかりに光を放っていた。
「成仁のこと友達として最高に好きだし尊敬してる。人生を共有したいの。家庭を壊さないなら浮気して貰って構わないわよ」
「お前さ、俺が男とやってるの想像して嫌悪感感じないのか。こんなことするんだぞ」
スマホを取り出すと動画を再生した。映像では逞しい男同士が絡んでいる。野太い喘ぎ声を上げていた。杏奈は目を凝らしている。その表情に翳りは無かった。
「全然平気。嫌悪感なんて感じないわ」
俺は葛藤する。愛情のない俺と杏奈。結婚しても良いものなのか。自問自答する。答えは出ない。脳裏に過ぎった3文字。”世間体”だった。
「少し考えさせてくれ」
「判ったわ」
数日後俺は杏奈に承諾の連絡を入れた。俺達が選んだ道、それは人工授精。杏奈は妊娠。一粒種の浩太が生まれた。結婚生活はそれなりに充実している。浩太は無茶苦茶可愛い。休みの日には良く3人で出掛けた。俺達に夜の営みは皆無。キスすらしていない。寝室も別々だ。性嫌悪障害、恋愛拒否症の杏奈とゲイの俺。こんな結婚があってもいいと思っている。適当に男ともやれるのだから……休日の夕刻。公園に子犬を連れている岩渕さんがいた。
「あっ岩渕さんこの辺りに住んでるんですか」
「そうですよ。稲田さんもこの辺なんですか」
「ハイ…ご近所だったんですね」
「そうみたいですね」
「可愛いっすね」
「うちの長男の風牙です」
職場では見ない岩渕さんの私服。白のハーフパンツにオレンジのポロシャツが良く似合っている。ハーフパンツから覗く脚は剛毛に覆われていた。
「あっそうだ。飯行きませんか。今夜女房友達んちに泊まりに行ってるんでこれから何処かで食べようと思ってたんすよ」
「風牙が居るんで駄目っすよ。あっもし良かったらうち来ませんか。俺料理作りますから」
「えっいいんですか」
「勿論いいですよ」
ドキッとするような優しい表情を浮かべていた。岩渕さんの自宅は戸建。玄関脇には良く手入れされた花壇がある。玄関ドアが開いた。
「どうぞ上がってください」
「ハイ……」
踊り場には花が飾られている。確か独身の筈だ。それにしては良く片付いている。俺はリビングに通された。
風牙が俺にしゃれてくる。キッチンからはいい匂いが漂ってきた。大きなダイニングテーブル。リビングの傍らにはソファーとローテーブルが置かれている。背丈のある観葉植物。窓際に掛けられた風鈴が涼を感じさせてくれた。
「出来ましたよ。どうぞ」
テーブルには盛り沢山の料理が並んでいる。テーブルを挟み向かい合って座った。グラスにビールを注ぎあう。カチンと触れ合った。
「凄ぇ美味そうっすね」
「お口に合えばいいんですがね」
程よく焼かれた肉を口に含んだ。濃厚なソースが口に広がる。肉が口の中で蕩けそうになった。
「美味いっす。柔らかくて堪らんです」
「良かった」
岩渕さんの目が細くなっている。時刻はもう直ぐ7時。陽が傾き始めている。黄昏色になった空から夕陽が差し込んできた。
「10年前この家中古で買ったんですよ。両親健在だった頃は良かったけど独りだと広くてね」
「ご結婚とか考えないんですが」
「若い頃にはそんな話もありましたね」
ぼそっと声にした。酒が回ってくる。俺達は饒舌になっていた。
「へぇそうなんですか。ご苦労なさったんですね」
「それも自分の運命すっからね」
5年前岩渕さんは経営していた会社を潰した。残ったのはこの家だけと言う。語る岩渕さんの声がやけに明るかった。
「俺ね。挑戦すること好きなんですよ。パーソナルトレーナーの資格もあるんですよ。稲田さん鍛えてあげようか」
岩渕さんが俺の後ろに回りこんでくる。俺のお腹を撫でられた。
「ちょっとやばいっすよね」
首筋に吐息が降りかかる。思わず勃起しそうに俺はなった。何となく岩渕さんが大きく見える。力強さを俺は感じた。俺も色々語る。家族の事、仕事の事。岩渕さんは俺の話を真剣な表情を浮かべながら聞いてくれた。
「稲田さん俺で良ければいつでも相談に乗りますよ。人生経験だけはもってるからさ」
「うん、お願いします」
会社では俺が上司。面倒を見てあげる立場だ。事務処理センターは100人以上のメンバーが居る。悩み事があるのも事実。岩渕さんにならそんな悩みをぶつけてもいいと思えた。岩渕さんの言葉そして視線。そのどれもが心に沁みた。岩渕慧。今までちょっと気になる人。俺は今特別な感情を持ち始めている。この人に抱かれたい。マジそう思った。今ソファーに並んで座っている。酒がビールから焼酎に代わった。
「もう遅いし、泊まってきますか」
一瞬戸惑った。だけど俺はこの人をもっと知りたい。俺は首を縦に振った。
「じゃぁ風呂入りますか。広いっすから一緒に入りましょうか」
「えっ…は、ハイ」
岩渕さんの裸が見れる。俺の心が高鳴った。
「湯張ったから入りましょう」
「ハイ」
俺達はバサバサ着ているものを脱いでいく。俺は目を疑った。岩渕さんがを締めている。もしかして…いや違う。確かにゲイの中にはを好む奴らも多いのは知ってるし俺も何度か締めたことがある。でも……
「どうしましたか。珍しいですか」
「い、いやカッコいいなと思って……」
岩渕さんはにんまり微笑んでいた。やはり岩渕さんは逞しい。太い首と上腕。盛り上がった胸はデカい筋肉が2つ乗っているみたいだ。濃厚な陰毛。真ん中にある男の道具はふてぶてしくぶら下がっている。俺達は其々カラダを洗うと湯船に向かい合って浸かった。時折毛深い脚が触れてくる。だ、駄目だ。勃起しそうになる。
「どうしました。顔真っ赤ですよ」
「あっあ、酔ってるし…ふ、風呂入ってるから……」
俺はしどろもどろになっていた。
「そろそろ上がりますか。明日も休みだしもう少し飲みましょう」
「あっハイ……」
俺達は浴室を出た。
「あっそうだ。稲田さん締めてみませんか。似合いそうですよ」
「えっ……」
「ちょっと待って」
俺の言葉を待つことなく岩渕さんは動いた。戻ってきた岩渕さん。手にはを持っている。
締められますか」
「あっハイ……ま、祭りで締めたんで…」
ゲイでなくても褌締めてる奴らはいる。だが俺は咄嗟に嘘ついてしまった。岩渕さんの視線を感じる。そんな中俺は褌を締め込んだ。俺の股間を包んでる六尺の布。岩渕さんのちんぽを覆ってた奴だ。やばい。ちんぽが微かだが反応している。俺は意識を必死に切り替えた。
「ほらカッコいいですよ」
岩渕さんの手が肩に置かれる。鏡に向けさせられた。ケツに岩渕さんの前袋当たっている。カラダが震えた。上にパジャマ代わりの甚平を纏う。俺達はリビングに戻った。ソファーに並んで座る。俺達はまた焼酎を飲み始めた。アルコールが俺の昂ぶりを抑えてくれる。交わす会話は弾んだ。
「稲田さんなんかスポーツやってたんですか」
「学生時代柔道してました」
「えっ奇遇ですね。俺もやってました」
柔道の話で話が盛り上がる。静かに夜が更けていった。
「そろそろ休みますか」
「そうですね」
寝室の扉が開いた。灯りが燈される。大き目のダブルベッドが目に飛び込んできた。
「ベッド広いから一緒でもいいですか。布団敷くの面倒なんで……」
「は、ハイ」
ベッドに入った。岩渕さんの寝息が聞こえてくる。俺も睡魔に襲われてきた。ふと目覚める。岩渕さんが男らしい寝顔を浮かべていた。前袋の中の俺のちんぽが息衝いている。俺の理性がぶっ飛んだ。俺は岩渕さんににじり寄る。股間に手を這わせた。岩渕さん前袋をギュッと握る。そこは微かに反応した。鼓動が高鳴る。俺は岩渕さんの前袋に手を突っ込みちんぽを引っ張りだした。
「と、父さん……」
俺は岩渕さんのちんぽに舌を這わせる。そこはグイッグイッグイッと頭をもたげてきた。
「あぁ美味ぇ」
亀頭の括れに舌先を転がす。本竿を舐め上げた。
「あぁぁ父さん……」
岩渕さんのカラダがガクッと動いた。俺は顔を上げる。視線がぶつかった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…お、俺」
その途端俺は岩渕さんに抱き寄せられた。
「稲田さん可愛いよ」
「あっ俺」
次の瞬間俺は唇を奪われた。髭に肌を擦られる。舌が絡んできた。
「い、岩渕さん」
「父さんでいいよ。成仁」
今度は俺から唇を寄せていく。唇と唇が触れ合った。薄く開いたところで舌を挿れる。絡んでくる父さんの舌。俺は絡み返した。
「成仁、俺でいいのか」
「うん……」
父さんの話し方が変わった。安堵感に包まれる。心が震撼した。父さんが俺の上になる。手が前袋に置かれた。萎えていた俺のちんぽが息衝き始める。濡れてきた。
「解いてやるからな。ケツ上げろ」
父さんに褌を解かれる。父さんも自ら褌を解く。全貌が露わにした父さん。男の証は見事だった。デカいちんぽ。天を衝き反り返っている。亀頭は赤黒く、張り詰めていた。俺の上に父さんが覆いかぶさってくる。ちんぽ同士が擦れ合った。首筋が舐め上げられる。同時に乳首に指が這ってきた。
「あぁぁあぁぁ…んぉ」
「乳首感じるみてぇだな」
今度は乳首が舐め上げられる。乳輪に舌が転がってきた。真ん中の突起を甘噛みされる。逆側の乳首が指の甲で掻き上げられた。父さんのカラダが下にずれる。ちんぽを舐め上げられた。亀頭が口に含まれる。舌が絡んできた。
「あぅ、あっ…あっ」
「気持ちいいのか」
「いっいいっす」
父さんの手が伸びてくる。乳首を弄られた。
「あっいぃ…んぁぁいい」
父さんの手の指がケツ穴に触れてくる。カラダがビクンと震えた。
「使えるのか」
俺の首が縦に振られた。俺の両脚が抱えられる。ケツ穴に父さんの舌が這ってきた。
「あっあぁぁあっあっ」
今度は指が挿いってくる。内壁が擦られた。父さんの指が抽動する。俺のカラダが左右に捩れた。ローションがケツ穴に塗られる。父さんのちんぽにもまぶされた。
「挿れるぞ」
「うん」
父さんの顔が怖くなっている。獲物を狙う猛獣のように俺の目に映った。これから父さんに犯られる。おまんこの奥のほうが熱くなってきた。父さんのちんぽが宛がわれる。グイッと腰に力が入った。
「んがっいっ痛てぇ…」
「大丈夫か」
「ちょびっと……」
男のちんぽは何度も挿れている。だが父さんのはデカくて太い。俺はカラダの力を最大限に抜いた。
「父さん来て」
「あぁ判った」
父さんのちんぽが挿いってくる。痛みが脳天に響いた。
「先っぽ挿いったからな」
「うん」
父さんがジワリジワリと這入ってくる。ケツタブが濃い陰毛で擦られた。
「挿いったぜ」
父さんは直ぐには動かなかった。何度もキスされる。今度は乳首が舐められた。気付くと痛みが遠のいている。別の感覚が襲ってきた。
「動かしてくれよ。奥の方が切ねぇんだ」
父さんの腰がガシガシ突動し始める。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁぁんぁぁいぃ」
父さんの腰が縦横無尽に俺の中で暴れる。俺のカラダが翻弄された。父さんがちんぽを引き抜く。仰向けになった。
「上から嵌めてこいよ」
「うん」
俺は父さんの上に跨る。後手で父さんのちんぽを宛がうとおまんこ口に宛がった。カラダを沈める。父さんのちんぽが挿いってきた。
「んぁぁぁぁぁんぉ…はぅ、はっ挿いってくるぅデケぇ硬てぇ」
父さんのちんぽが俺を突き上げる。両方の乳首に指が這ってきた。
「あぁぁぁぁはっはっ…うっうっうっ、んぉぉ」
「気持ちいいみてぇだな。もっと突き上げてやるからな」
俺は父さんの動きに合わせて腰を律動させる。同時に自分でちんぽを扱き始めた。
「うぁぁ…凄ぇ締まるぜ。いいまんこだ」
「俺もいい…堪んねぇ…」
奥のほうが擦られる。強い快感が襲ってきた。
「んぁぁぁぁぁ射ぐ、射く…あぁぁぁぁぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴き上げた。
「成仁…まだまだガチガチだな」
父さんの腰が突き上げる。同時に俺のちんぽが扱かれた。父さんが俺を激しく突き上げる。俺のおまんこが悲鳴を上げた。
「んぁ…そんな、射ぐ、射く…あぁぁぁぁぁぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺はまた白濁汁を打ち放った。繋がったまま父さんが上になる。父さんの腰が突動した。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン父さんが俺を叩く。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ淫猥な交尾音が部屋に鳴り渡る。
「んぁぁぁぁぁ締まるぅ…んぁぁぁぁぁうぅぅ射ぐ、射く…射く」
父さんの汁が俺の膣奥にぶち当たってくる。大きな波が押し寄せてきた。
「駄目、と、父さん…また射っちゃう…射ぐあぁぁ出る」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺のちんぽから夥しい量の汁が噴き上がった。
「あぁぁ最高のおまんこだぜ」
父さんが俺の上に倒れこんでくる。俺は抱きついた。唇が触れ合う。そっと離れた。
「凄ぇいっぱいだしたな」
「うん…父さん気持ち良過ぎた」
父さんが俺の隣にゴロンとなる。俺は父さんに寄り添った。抱き寄せられる。熟した男の薫りに包まれた。
「なぁ成仁、仕事で気ぃ張ってるんだろ。俺と2人の時は甘えていいんだからな。俺お前の父さんなんだからさ」
「うん」
俺は父さんの胸に顔を埋める。安堵感に包まれた。何時しか眠りの世界に誘われる。逞しい父さんに抱かれながら……
翌朝昼近くに俺は目覚めた。隣に居るはずの父さんが居ない。階下に降りると父さんが新聞を読んでいた。
「あっおはよう」
「おお起きたか…おはよう。今飯にするからな」
「ハイ、父さん…その前におはようのキッスは」
父さんがにんまりしている。立ち上がると俺の両頬を手で覆った。唇が寄ってくる。静かに唇が触れ合った。
テーブルを挟み向かい合って座る。メニューはフレンチトーストとサラダ、それにオニオングラタンスープ。
卵とバターの優しい薫りが口の中に広がった。
「父さん俺好きになっていいのか」
「いいぜ。俺はもう好きになってるからな」
父さんが真直ぐに俺を見てくる。瞳がやけに澄んで見えた。
「俺さ入社した時から可愛いなって思ってたんだ。だから昨日手出された時嬉しかったよ」
「俺達両思いだったんだな」
木漏れ日 (2)

父さんが窓を開ける。街路樹に陽が当たりキラキラ輝いていた。
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[ 2015/07/20 19:53 ] 授かった宝物 | TB(-) | CM(0)

授かった宝物②

 結局この日夕刻までイチャイチャしながら過ごした。メールが着信を知らせる。杏奈からだ。
「父さん、これからうち来ないか。女房に紹介したいんで……」
「紹介ってなんて言うんだ。会社のスタッフと言うのか」
「ううん、彼氏ってさ」
「えっ……」
「俺、浮気公認なんだ」
父さんの顔が微妙に変わっている。俺は結婚の経緯を語った。父さんは納得いかないのか複雑な表情を浮かべている。半ば強引に俺は父さんを連れ出した。心が躍る。杏奈の喜ぶ顔が浮かんだ。
「ただいま、お客さん連れてきたぞ」
俺達はテーブルを囲んだ。
「俺の新しい恋人岩渕慧さんだよ」
「始めまして岩渕です」
父さんの表情が微かに強張っていた。
「杏奈です。主人を宜しくお願いします」
父さんが驚愕の表情を浮かべている。それに引き換え杏奈の顔は綻んでいた。
「俺達は夫婦というよりは人生を共にする最高の友達なんだ。なっ」
「そうね。成仁の事を私は尊敬してるし強くて大きな友情で私達は結ばれているの。だからこの人の子供を生みたかった」
「こんな夫婦も居るんだな」
父さんがにっこりと笑みを浮かべる。もう強張りは消えていた。岩渕家と稲田家。俺達の家族ぐるみでの付き合いが始まった。俺達は其々の家を行き来している。遊園地、温泉、公園。父さんと俺達は色んな所へも出掛けた。浩太が”ジイジイ”と父さんを慕っている。杏奈も岩渕さんのことを父さんと呼び始めた。父さんの指導の下、鍛え始めた俺。緩んだ躰も絞られてきた。
父さんが入社して3年2ヶ月。今日で会社を辞める。新しい仕事は中高年用のキャリアカウンセラー。父さんにはぴったりの仕事だと思った。本人の希望で送別会はしない。俺は2人だけの送別会を実施することにした。夜7時俺達は居酒屋の暖簾を潜る。グループ客にカップル。中は多くの客で賑っていた。
「予約してある稲田です」
「お待ちしておりました」
俺達は個室に通される。大ジョッキが運ばれてきた。
「お疲れ様でした」
「ありがとう」
ジョッキが触れ合う音が響いた。次々に料理が運ばれてくる。酒を飲み料理を喰らった。新しい仕事の事を語る父さん。目が輝いていた。小一時間程で俺達は店を出る。ほろ酔い気分の躰に夜風が気持ちよく触れてきた。
「成仁、やるか」
「当たり前だろ。野暮なこと聞くなよ」
俺達は人通りの少ない方へと歩いた。1軒のライトアップされた建物の前で脚を止める。俺は父さんの後に続いて中に入った。ラブホには何度か入ったことがあるがやはり緊張する。タッチパネルの前に父さんが立った。
「どの部屋にする」
「何処でもいいから早くしてくれよ」
「そんなにしてぇのか」
「それも有るけど、誰か来るかも知れねぇだろ」
父さんがニッと笑みを浮かべる。タッチパネルを押した。部屋のドアを開ける。ベージュを基調としたシックな部屋。真っ白な四角いベッド。脇にあるスタンドの仄かな光が淫猥な光を放っている。昂ぶりで胸がぞくぞくと踊ってきた。
「久しぶりだな」
父さんを後ろから抱き締める。ちんぽをゴリゴリ押し付けた。
「久しぶりって一昨日やったろ」
「でも昨日はやってねぇだろ」
浴室に入ると俺は蛇口を捻る。お湯が勢い良く流れ落ちてきた。部屋に戻ると父さんがソファーに座っている。俺は父さんの隣に腰を降ろした。
「キスして……」
父さんの唇が寄ってくる。父さんに抱きつくと唇を合わせた。舌がねっとり絡みついてくる。俺は絡み返した。今度は父さんの足許に跪く。ズボンのベルトを外すとファスナーを引き下ろした。前袋を軽く握る。次に鼻先を擦りつけた。
「あぁぁ…いぃ匂いがする。堪んねぇ」
「続きは風呂入ってからだ」
「えぇ…でも」
父さんは着ているものをバサバサ脱ぐと浴室に消えていった。俺も裸になる。後を追うように風呂に入った。浴槽に並んで浸かる。父さん脳でが肩に回ってきた。そっと父さんのちんぽを握る。俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がってきた。
「成仁、元気いいんんだな。抜いてやるからな」
父さんに後ろから抱かれる。首筋に熱い吐息が降りかかってきた。腕が回ってくる。ちんぽが扱かれた。
「はぁ…あぅぅ、んぁ」
空いてる手が乳首に這ってくる。
乳首 (5)
今度は首筋が舐め上げられた。
「父さん、いぃ…はぅぅいぃ」
父さんのちんぽがケツタブに触れてくる。耳裏が舐められた。
「あぁぁぁぁぁ射く、いっ射ぐ、射くぅ」
俺の放った乳白色の粘液がお湯の中を泳いでいる。ゆらゆらと揺動しながら風呂底へと沈んでいった。首を折り曲げる。軽く唇を合わせた。
「いっぱい出したな」
「気持ち良かった」
後ろからきつく抱き締められた。
「まだギンギンじゃねぇか」
俺のちんぽが握られた。
「これから本番だからな。上がるぞ」
「うん」
俺達は其々カラダを洗うと部屋に戻った。2人でベッドに潜る。父さんに抱きついた。
「なぁ父さん」
「何だ」「
「退職祝い貰って欲しいんだ」
「えっ」
「俺の童貞……」
「そうかぁお前童貞だもんな」
父さんの上になる。唇を優しく奪った。
「駄目か」
「判った。いいぜ。好きにやってみろよ」
唇を重ねる。薄く開いたところから口の中に舌を挿れた。舌を絡ませながら首筋を指で掻き撫でる。父さんのカラダが微かに震えた。カラダを下にずらす。今度は乳首に舌を這わせる。もう片方の乳首を指腹で撫でまわした。
「んぁぁぁ…気持ちいいぜ」
「父さんもここ感じるみてぇだな」
乳首を攻めながら手を伸ばした。父さんのちんぽを握る。俺の手中でグイッグイッグイッと角度を上げた。父さんのちんぽを口に咥える。我慢汁が口の中に広がった。ちんぽをしゃぶり込む。同時に父さんのケツ穴に指を這わせる。父さんのカラダがビクンと震えた。
「舐めてくれよ」
父さんが自ら両脚を抱えた。鬱蒼と生い茂ったケツ毛を掻き分ける。桜色した父さんの穴が少しヒク付いていた。俺はジュルジュルと舐め上げる。指を1本挿れてみた。今度はローションを穴に塗り込める。中をくまなくまぶした。指をゆっくりと挿れる。中を掻き回した。父さんのカラダが微動する。空いてる手で父さんのちんぽを握り扱いた。
「あぁぁんぉ」
野太い喘ぎ声が洩れてきた。内壁が指を締め付けてくる。指を増やすと前後に動かした。ジュルジュル卑猥な音が聞こえる。俺は指を引き抜いた。唾液とローションで濡れそぼった父さんの穴。そこはヒクヒク蠢いていた。
「挿れてこいよ」
「うん」
穴口にちんぽを宛がった。腰に力を籠める。クイッと腰を突くと俺のちんぽが呑み込まれ始めた。
「痛くねぇか」
「大丈夫だ。そのままゆっくり挿いってこいよ」
父さんの顔が歪んでいる。俺の腰が躊躇った。父さんの腕が俺のケツに置かれる。一気に引き寄せられた。内壁が抗ってくる。ズブズブと俺は根元迄呑み込まれた。
「痛いんだろ」
「ちょびっとな。おまんこ使うの久しぶりだからな。へへお前の童貞奪ったぜ。鏡見てみろよ。がっつり嵌ってるぜ」
「あっホントだ。凄ぇ」
「キスしてくれよ」
「うん……」
父さんに覆い被さる。唇を寄せていく。仄かな男の薫りが包まれる。唇が触れ合った。静かに舌を挿れていく。舌と舌絡まり合った。キスしながら父さんの乳首に指を這わせる。2人の腹の間にある父さんのちんぽ。グイッグイッと力を漲らせてきた。内壁がぎゅうっと俺を締め付けてくる。俺の腰がガシガシ動き始めた。
「あぁぁぁ堪んねぇ…ん…あっ駄目…洩れる、あっ射ぐ」
視線が交差する。父さんが優しい目で見てきた。
「ちょびっと射ってしまった。ごっゴメンな」
「心配するな。おら突いてこいよ」
俺の腰が突動する。父さんの両足首を抑えた。ガシガシ突きこむ。内壁が収縮してきた。
「あぁぁ…いいぜ。んぁぁ凄ぇ」
「良くなってきたのか。もっと突いてやるからな」
グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは隠微な音が奏でられる。突きこむ毎に内壁が纏わり付いてきた。
「あぁぁぁぁいぃ…そこもっと突いてくれ」
「ここだな。ここが良いんだな」
野太く喘ぐ父さんの声に艶が出てきた。父さん腰が振られる。自分でちんぽを扱き始めた。
「あぁぁぁぁ当たるぅやべぇ射きそうだ」
「俺もいぃ…射っちゃう…んぁんぁ」
俺の腰が猛動する。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁぁぁぁぁ駄目ぇ搾り取られる。おまんこに俺の汁……あぁぁぁ射ぐ、射くんぁぁぁ射ぐ」
「俺も、射ぐ…あぁぁぁぁぁぁぁ射くっっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ父さんのちんぽから白濁汁が噴き上がった。父さんに抱き付いた。優しく抱き締めてくれる。唇が合わせられた。
「俺も欲しくなった」
「少し休ませろよ」
「今欲しい…こんななんだぞ」
父さんの手を取る。俺のちんぽを握らせた。
「バカやろ俺のはこうだ」
父さんのちんぽを握らされる。そこは力無く萎えていた。
「じゃぁ勃ったらしてくれるのか」
「勃ったらな」
「男に二言はねぇな」
「あぁねぇ」
「俺の上に跨れよ」
俺の胸の上に父さんが跨る。俺は目の前のちんぽに舌を這わせた。金玉を軽く握っては放してみる。次に指腹で玉裏の筋を擦ってみた。父さんのちんぽが息衝き始める。父さんのちんぽを口に含んだ。顔を前後に抽動させる。グイッグイッと勃ち上がってきた。
「このヤロ、勃っちまったぜ」
両脚を抱え上げられる。ちんぽをケツの窪みに宛がわれた。まんこと化した俺の雄穴。こうされただけて開いてくる。奥の方が熱っぽくなってきた。
「早く挿れてくれよ。奥のほうが切ねぇんだ」
父さんの腰がグイッと動いた。デカクて太いちんぽが挿いってくる。内壁を発達したカリに摩られた。
「あぁぁぁぁぁいぃ…凄ぇ…いぃ」
父さんの腰が突動する。内壁の至る所を擦られた。
「あぁぁぁぁぁいぃ…いぃよぉ」
「俺もいいぜ…んぁぁ締まる」
乳首に舌が這ってくる。逆側の乳首が指で掻き上げられた。
「あぁぁぁぁぁ凄ぇ…んぁぁぁぁぁやべぇ…んぉぉやべぇ」
「おぉぉぉぉぉぉおまんこ絡まってくるぜ…んぁぁ堪らんぜ」
パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン俺のカラダが叩かれた。
「駄目、射ぐ…んぁぁ射くあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴き上げた。
「俺もやべぇ…何処出されてぇんだ」
「ぶっ掛けてくれよ」
父さんはちんぽを引き抜くと扱きながら寄ってきた。眼前にちんぽが差し出される。張り詰めた亀頭が迫ってきた。
「あぁぁぁぁぁぁ射く、んぁぁぁぁぁぁ射ぐ、んぉっ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ父さんの放った汁が顔に降りかかってくる。父さんのちんぽに喰らい付いた。
「あぁぁ射ぐ……」
生暖かい汁が喉壁に突き刺さってきた。父さんのちんぽに舌を絡める。濃い陰毛が肌を擽った。ちんぽを解き放つ。俺の喉がゴクンとなった。
「美味ぇ…もっと呑みてぇ」
「バカやろ」
父さんが俺の隣に滑り込んでくる。抱き締めてくれた。仄かなベッド脇の灯りに俺達は包み込まれている。ゆらり揺らぐ灯りがこの気怠い時空間を癒してくれた。
[ 2015/07/20 19:49 ] 授かった宝物 | TB(-) | CM(0)

授かった宝物③

 何時の間にか振ってた雨が止んでいる。窓からは仄かな月の光が射し込んできた。
「ねぇ成仁、父さん時々咳き込んでるけど躰大丈夫なの」
「喉に爆弾抱えているらしいんだ。それに血圧も高いって言ってたよ」
「心配ね」
「うん……」
インターホンが鳴った。
「岩渕です」
「今開けます」
テーブルを挟み向かい合って座る。お茶の用意をしていた杏奈が俺の隣に座った。父さんの顔。何時もの柔和な表情はない。真剣な面持ちをしている。父さんがお茶を一口飲んだ。
「今日は大事な話があるんだ」
父さんが俺を見る。今度は杏奈を見た。
「成仁、杏奈…もし良ければなんだが一緒に住まないか」
俺と杏奈が目を見合わせる。父さんが言葉を続けた。
「俺んち使ってない部屋2つあるしさ、浩太がもう少し大きくなったら一部屋やれるだろ」
「私はいいと思うわ。父さんの躰も心配だしね」
「さっきそのこと話してたんだ」
「但し条件がある。俺が死んだらあの家を相続して欲しいんだ。遺言状は書いておくからさ」
「変なこと言うな。俺達が父さんを死なせねぇ」
俺は言い放った。
「判った。遺言状は書かねぇ。その代わり俺の法廷相続人になってくれよ。その方が法に守られるだろ」
「えっ……」
俺と杏奈の声が重なった。
「養子に入ってくれよ」
眠っていた浩太が起きて来た。
「あっジイジイだ」
浩太が父さんに走り寄る。ちょこんと父さんの膝の上にすわった。
「成仁も杏奈もご両親他界してるだろ。俺も独りだ。これから肩寄せあって生きていかないか」
「成仁、一緒に住もうよ。浩太もこんなに懐いてるしさ」
「そうだな。一緒に住むか」
「法定相続人にはなって貰えるのか……」
「それは少し考えさせてくれよ」
「判った」
父さんは俺んちを後にする。俺達は玄関迄見送った。
「じゃぁな」
「ジイジイ、バイバイ」
俺と杏奈は軽く頭をさげた。ドアが開きバタンと締まる。浩太を寝かせつけると俺と杏奈はテーブルを囲んだ。
「養子縁組するのに何か問題あるの」
珍しく杏奈の声が荒くなっている。
「苗字変わるだろ」
「それだけ……」
「大事なことだぞ」
「あんたそんなちっちゃな人間だったの。父さんは成仁にとって大切な人でしょ。私にとっても浩太にとっても大切な人なのよ。本当の家族になれるのに何が悪いの。良く考えてみなさい」
俺は葛藤した。苗字が変わる。会社になんて言う。素直に養子に入ったと言えばいいか…父さんと本当の家族になれる。俺は養子縁組することを承諾した。一戦を交え父さんと抱き合っている。俺の頭が撫でられた。
「良く決心してくれたな」
「ちょびっと悩んだけどな」
父さんに目を遣る。唇を合わせた。
「声上げられなくなるな」
「大丈夫だ。この部屋ピアノ室だったから、防音してあるんだ。いっぱい哭いていいからな」
「へぇそうなんだ。ここで何人位抱いたんだ」
「数え切れねぇな」
視線が交わる。父さんが真直ぐに見てきた。
「何だ。妬いてるのか。お前だって色々やってきただろ」
「そうだけど……」
俺は父さんのちんぽをギュッと握った。
「俺だけのものだからな」
「判ってる」
「じゃぁ……」
俺は父さんのちんぽを咥える。舌を執拗に絡めた。
尺八 (14)
「バカやろ。止めろ。もう2発も出してるんだぞ。俺の歳考えろ」
「俺のもんだからいいだろ」
父さんのちんぽが俺の口の中で息衝き始めた。
「はぁ美味ぇ……」
父さんの上に重なる。ちんぽを擦りつけてやった。完全に勃ち上がった2本のちんぽ。俺は合わせ持つとゴシゴシ扱いた。
「んぁぁいぃ…気持ちいぃ父さんのちんぽ暖ったけぇ」
「俺もいいぜ」
亀頭と亀頭が擦れ合う。本竿同士がぶつかり合った。父さんが4つの金玉を捏ねくる。クチュックチュックチュッと卑猥な音が流れた。
「あぁぁいぃ…射きそうっす」
「一緒に射かすぞ」
俺の首がコクコク動いた。
「あぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…射く」
「俺も…射ぐ、射くんぁぁ射くぅ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が噴き上がる。弧を描くと父さんの顔とカラダの上に舞い降りた。父さんの上に覆い被さる。唇を合わせた。
「このヤロ……若くねえんだぞ。お前は何時も俺のちんぽ強引に勃たせやがってよ」
「でもしっかり射精したぜ。気持ち良かったんだろ」
「まあそうだけどな」
父さんの目が笑っている。俺は抱きついた。逞しい父さんの胸が触れてくる。途轍もなく大きな安堵感に包まれた。
[ 2015/07/20 19:43 ] 授かった宝物 | TB(-) | CM(0)

授かった宝物④

 空が澄んで絹のように光っている。新緑が爽やかに色づいていた。俺と父さんのマリッジリングを選ぶために宝石店に来ている。杏奈が言い出したことだ。
「これいいんじゃない」
「そうか…じゃぁこれにするか」
俺達の選んだのはシルバーとイエローゴールドのリング。刻印はVero amore(真実の愛)と入れて貰った。
「杏奈ありがとうな」
「とんでもないわ。私の方こそアリガトね。成仁のお陰で素晴らしい父さんと知り合えたんだからね」
俺の配偶者杏奈。思えばすべてこいつの言いなりになってきた。だがそれで良かったと思っている。俺にこんな素晴らしい家庭を授けてくれたのだから……
今日吉日。俺達は日取の良い日に入籍を済ませた。これから新たな時が刻まれる。いろんなことが起こると思う。良いことばかりでないのは判っている。だが俺達は必ず乗り越えて行く。みんなの力を合わせながら……
雲間を割って夏の朝陽が眩く降り注いできた。風が何故か爽やかに肌を撫でてくる。俺達の引越しが始まった。トラックから次々に荷物が運び出される。リビングには新しい応接セットが置かれた。其々が荷物を収納する。引越しが終わった。キッチンでは父さんと杏奈が料理している。トントントンまな板を叩く音が小気味良く耳に響いた。風牙と浩太が遊んでいる。キュンキュンキュン…キャッキャッキャ…クーンクーンクーン甘い声を上げていた。新たな岩渕家が動いている。日が傾き始め空が黄昏色に染まった。杏奈と視線が交差する。俺達が考えたサプライズが発動した。
「父さんちょっと来て」
杏奈が父さんに声を掛けた。俺達は仏間に入る。線香に火を点けた。
「父さん座ってくれよ」
俺を真ん中に右に杏奈左に父さんが正座する。線香の香りが漂ってきた。俺と杏奈が合掌する。心が穏やかになってきた。
「お爺ちゃん、お婆ちゃん。私と成仁はこれからマリッジリングを外します」
「お前達……」
父さんに強い視線を感じた。
「俺達は夫婦では有りますが、愛情は無く、深い友情で結ばれています。そんな俺たちが指輪をしていることに矛盾を感じました」
「この指輪をどうぞお預かりください」
最後は杏奈が言い切る。俺と杏奈は指輪を外すと仏壇に納めた。
「今度は父さんと成仁の番だからね」
杏奈が小さな箱を開けた。2つのリングが入っている。1つを俺に渡された。俺は父さんの左手を取る。薬指に指輪を嵌めた。
「成仁に嵌めてあげてね」
杏奈が父さんに指輪を渡した。父さんの手が微かに震えている。俺の左薬指に指輪が嵌められた。俺と父さんの左指にはVero amore(真実の愛)と刻印されたマリッジリングが輝いている。父さんの両頬を手で覆った。
唇を寄せていく。静かに唇を合わせた。浩太と風牙が覗いている。浩太がキョトンとしていた。
「浩太、ジイジイとパパのこと好きでしょ」
「うん大好き」
浩太が父さんに走り寄る。後ろから抱きついた。
「パパとジイジイが今まで以上に仲良くなった所なんだよ」
「ふーん……風牙おいで」
浩太はまた風牙と遊び始めた。
「お前ら生意気なことしやがってよぉ…嬉しいぜ」
3人の視線が交差した。
「俺もお前達に渡すものがある。ちょっと来てくれ」
俺達はリビングに入った。俺と杏奈が並んでソファーに座る。向かい側に父さんが座った。父さんが俺と杏奈に目を呉れる。小さな紙袋から3つの鍵を取り出した。ゴールドのプレートキーホルダーが着けられている。プレートには絆_慧,成仁,杏奈,浩太,風牙と刻印されたいた。
「ここはお前らの家だからな……」
父さんの目尻が下がっていた。
「ありがとう……」
杏奈の顔が綻んでいる。
「ありがとう」
俺の声が弾んだ。黄昏ていた空が星空になっている。夜の時間が流れ始めた。
「浩太、ジイジイとお風呂入るか」
「うん」
浴室から浩太のはしゃぐ声が聞こえる。俺と杏奈も其々風呂を浴びた。父さんと杏奈が料理を運んでいる。俺は風牙にご飯をあげた。岩渕家の始めての宴が始まろうとしている。俺達はテーブルを囲んだ。グラスにビールを注ぎあう。
「これからも宜しくな」
父さんの声が生き生きとしている。グラスがカチンカチンと触れ合った。
「浩太、ジイジイと乾杯しようか」
「うん」
父さんが優しい眼差しで浩太を見ている。風牙がキュンキュンキュンと声を上げテーブルの回りを走り回っていた。
「父さん、これからも料理いっぱい教えてね」
「あぁ任せとけ」
岩渕家の面々。其々違うがみんな輝いている。和やかな中宴は終わった。寝室のドアノブに手を掛ける。初夜の扉が開いた。鼓動が早鐘のように高鳴ってくる。灯りを燈すと部屋が淫猥に見えた。俺達は着ているものをむしり取る。六尺一丁になった。
褌 (15)
「随分いいガタイになったな。腹筋も割れてるしよ」
「父さんのお陰だよ。ありごとう」
「おいで……」
「うん」
ベッドの上に向かい合った座る。脚を交差した。にじり寄る父さんと俺。唇を合わせた。舌が挿いってくる。俺達は執拗に絡めた。クチュックチュッと淫猥な音が奏でられる。父さんの手が俺の胸を弄ると指が乳首に這ってきた。
「ん、んん、ん」
くぐもった喘ぎが俺の口から洩れる。今度は首筋を舐め上げられた。
「あぁ…あぁ…あぁんぁぁ」
乳首に舌が這ってくる。舌先が乳輪に転がってきた。
「あうっ…いいよぉ」
「へへ、乳首勃ってきたぜ」
指腹で乳首な撫でられる。同時に前袋を握られた。
「ギンギンだな。今楽にしてやるからな」
俺の褌が解かれる。父さんも自分で褌を解いた。父さんのちんぽが天を仰いでいる。先っぽは汁で濡れそぼっていた。父さんが俺の上に重なってくる。ちんぽをゴリゴリ擦り付けてきた。
「くぅぅ…んぁ、あぁぁ」
父さんカラダが下に動く。俺のちんぽに舌が這ってくる。根元から舐め上げられた。亀頭の括れに舌先が転がる。今度は亀頭が口に含まれた。
「くぅあふぅ…おっ俺にも」
父さんのカラダが反転する。目の前に父さんのちんぽが現れた。巨大なちんぽを口に咥える。シックスナインの体位だ。俺達は顔を前後に抽動させる。腰をガシガシ動かした。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ淫猥な尺八音が部屋に鳴り渡る。しゃぶりながら父さんの金袋をぎゅっと握った。俺の金玉に指が這ってくる。堪らない感覚が襲ってきた。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
音にならない喘ぎ声が耳に響いた。金玉の奥が熱くなってくる。父さんの金玉が競りあがってきた。喉壁が激しく擦られる。その途端濃厚な汁がぶつかってきた。金玉の中で雄汁が蠢いている。俺は父さんの口の中で戦慄いた。2本のちんぽが放たれる。2人の喉がゴックンと鳴った。
「美味かったぞ」
「うん、俺も」
父さんに抱き寄せられる。キスをした。舌を絡める。2人の残り汁が口の中で融合された。父さんのちんぽを握る。まだ硬さを失っていなかった。俺は父さんに跨る。後手でちんぽを握るとおまんこ口に宛がった。
「成仁……」
「萎えない内に挿れねぇとな」
腰を沈める。俺は一気に根元迄呑み込んだ。内壁を意識してぎゅうっと締め付ける。父さんの腰が俺を突き上げてきた。
「あぁぁぁぁぁぁいぃ…凄ぇ、いぃ」
「成仁、覚悟しとけ。いっぺぇ哭かせてやるからな」
激しく突き上げられた。父さんの動きに合わせて腰を脈動させる。腰を振りながら父さんにしがみ付いた。唇を合わせる。乳首が抓まれた。今まで感じたことのない感覚が俺を襲ってくる。父さんのちんぽが未知の部分を引っ掻いてきた。
「あぁぁ…やべぇんぁぁぁぁぁぁ」
俺の喘ぎが大きくなった。
「狂いそうっす…奥の方から…んぁぁ」
「狂っていいぞ。俺が突いてるんだからな」
奥の壁が擦られる。乳首が舐め上げられた。
「んぁぁぁぁぁぁ射ぐ、はぅあっうぁぁぁんぁ洩れる」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁をトコロテンで噴き上げた。父さんの両腕が膝の裏に入ってくる。更に脚を床に着いた。
「しっかり捕まってろよ」
父さんが俺を抱えたまま立ち上がる。俺は父さん首にしがみ付いた。
「凄ぇ…おっ俺駅弁されてる」
俺のカラダが上下に揺すられる。ふっと浮いた。降りてくると同時に父さんのちんぽが突き上がってくる。涙が零れてきた。
「涙流すほど感じてるのか」
「うん良過ぎる」
揺動する俺のカラダ。突きあがる父さんのちんぽ。俺のカラダが翻弄される。強烈な快感が襲ってきた。
「あっ駄目だ…また、洩れそう…射ぐ、んぁぁぁぁぁぁ射く、で出る」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ2発目のトコロテン。俺は白濁汁を放った。ベッドに戻る。父さんは俺の脚を抱えなおした。俺の左脚と父さんの右脚が交差する。右脚を父さんの肩に抱えられた。突きこむ父さんの腰がうねっている。大きな波が伝ってきた。
「うぁぁやべぇ…凄ぇ締まってくるぜ。射かすからな。種付けるぞ」
俺はコクコク頷いた。
「んぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…射くっ」
父さんの生暖かい種汁がおまんこの奥にぶち当たってきた。その途端脳天を快感が突き抜ける。俺は一気に上り詰めた。
「んくっんくっんくっ…はぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ出る。射ぐ…んぁぁぁぁぁも、洩れるぅ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ3度目のトコロテンで乳白色の粘液を噴き上げた。父さんがハァハァハァと荒い息を吐いている。俺からちんぽを引き抜くとベッドの上に仰向けになった。俺は透かさず父さんのちんぽを咥える。顔を上下に動かしながら舌を絡めた。同時に自分のちんぽをゴシゴシ扱く。扱きながら乳首を指で抓る。父さんの指がもう片方の乳首に這ってきた。ジュボッジュボッジュボッ…クチュックチュックチュッ…ジュルッジュルッジュルッ扱く音と尺る音が重なる。その隠微な音に俺は官能の渦の中へと引き込まれた。
「んぁぁぁ、んぉ射く…射ぐ、射くぅ」
父さんの汁が喉壁にぶつかってきた。濃厚な汁が口の中でとぐろを巻いている。喉がゴクンとなった。父さんのちんぽを解き放つ。仰向けになった。金玉がジンジンしてくる。扱くスピードが速くなった。カラダがブルブル震える。
「父さん俺の千擦り見てくれよ」
「判った。見てやるからいっぺぇ出せよ」
「あぁぁぁぁぁぁぁ射ぐ…射く、んぁぁぁぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴き上げる。その汁が宙を舞い俺のカラダの上に舞い降りてきた。父さんの上に重なる。唇を合わせた。父さんの腕が背中に回ってくる。きつく抱き締められた。
「ホント淫乱坊主だな」
「俺をこんなにしたのは父さんなんだからな」
「もう今日は充分だろ」
「ちょびっと足りんけど許してやる」
父さんの横で仰向けになる。手をぎゅっと握った。父さんの温もりを感じる。抱き寄せられた。激しすぎる男と男の雄交尾。その余韻をを感じながら暫くの間抱き合っていた。どれ位抱き合っていただろう。父さんが立ち上がり窓を開けた。
「おいで……」
「うん……」
夜空には煌く銀河が広がっていた。
「綺麗な夜空だな」
「うん」
「愛してる」
「俺も愛してる」
父さんの腕が俺の頬を包んだ。唇が寄ってくる。軽く触れ合うと舌が挿いってきた。舌と舌が絡み合う。背中に回された腕に力が籠もる。カラダが蕩けそうになった。

翌朝カーテンの隙間から覗く陽光で目が覚めた。階下に降りていくと杏奈と父さんが珈琲を飲んでいる。朝の挨拶を交わした。
「成仁…昨日は父さんにたっぷり可愛がってもらったみたいね」
「何だよ。いきなり…父さんが言ったのか」
「違うわよ。清々しい顔してるからね」
顔が熱い。火照ってきた。
「真っ赤になってるわよ。ご飯の用意出来てるからシャワー浴びておいでよ」
俺達の1日動き始めた。
「出掛けるぞ」
父さんの声が響いた。向かったのは清流が流れる渓谷。バーベキューをする。川遊びをした。はしゃぐ浩太と風牙。それを見ている父さんの顔が綻んでいた。木々の間から零れる木洩れ日が眩い。川面に当たる陽光がキラキラ輝いていた。青く澄んだ水。穏やかな流れの中場所によっては険しい表情を浮かべている。俺達の今度も同じようだろうと思った。良いことばかりではないと思う。苦しいこともあるだろう。だが俺達は必ず乗り越える。天から授かった大切な宝物ののだから……
[ 2015/07/20 19:37 ] 授かった宝物 | TB(-) | CM(0)